映画レビュー

映画「トンネル〜闇に鎖された男」の感想&ネタバレ有り解説!

出典:https://eiga.com/movie/86595/gallery/


Huluにて韓国映画の「トンネル〜闇に鎖された男」が視聴可能(2019年3月時点)だったので見てみました!

 

この映画、道徳の授業で見せたらどう?

 

早速、感想&解説していきます!

あらすじ、作品情報

あらすじ

起亜自動車に努める主人公は仕事の契約をつけた後に、娘の誕生日祝いにケーキを買って家に帰る途中、トンネルの崩壊事故に巻き込まれる。

山に生き埋めの状態で、車にはペットボトルの水2本とケーキしかない。

携帯で救助を求めるが、捜索は難航するのであった・・・

監督 キムソンフン

キャスト ハ・ジョンウン、ペ・ドゥナ

制作年 2016年

制作国 韓国

ネタバレなし感想!

かなりオーソドックスな災害パニック系映画ですね。

トンネルに閉じ困られるという地味なシチュエーションですが、その地味さがリアリティーを増してとても怖い印象を受けました。

トンネル崩壊によって生き埋めになるシーンは息ができなくらい怖いですよ。

たぶん閉所恐怖症の人は見たらヤバイのでは?

僕は閉所恐怖症ではないですが、危うく発症するレベルでした。

今作の1番のポイントはトンネルでのサバイバルではなく、災害を通して人の命の重さについて語られている点ですね。

例えば、苦しんでいる人がいてその人はもう時期死ぬとします。そんな人に対して自分の物資を渡しますか?渡したら自分が死んでしまう状況です。

この質問の答えは難しいですよね。

本作でこのような状況のシーンがありますが、このシーンでどう感じるかで視聴者側の人間力が測れます。

オーソドックスな災害モノだと思ったけど、実際は道徳の授業のような映画でちょっと勉強になりましたし、自分を見つめ直す機会にもなりました。

 

 

 

 

以下ネタバレあり感想。

まだ見ていない方はご注意ください。

 

 

 

1つ1つのシーンに無駄がない

この映画の良い点なんですが、全てのシーンに無駄がないんですよ。

例えば、冒頭のガソリンスタンドでおじいちゃんがガソリンを入れ間違えたから、事故に巻き込まれたり。他にも、ドローンでの偵察が失敗により、救急隊が危険を冒して中に侵入し、トンネル内で間違って若手救急隊がクラクションを鳴らしたことによって、生き埋めにされている主人公の場所がわかったりなど。

1つ1つのアクションがすべて次の展開に繋がってて、無駄がない映画だなーと思いました。

特にそういったアクションはドジっ子のミスによって、次の展開に繋がっています。

普通だとイラっとする瞬間なんですが、それが良い方向へと進んでいっているので、あまりイラッともしなかったし、グッド。

死にゆく女の子に水を与えるか?与えないか?

主人公のジョンスはトンネル内でもう一人遭難している人に遭遇します。

その子は20代前半くらいの女の子で、運転席にのし掛かってきた大きな岩に下敷きになっていて身動きが取れません。

しかし、意識だけははっきりしている状態。

正直、そのまま放って置いたら確実に死にますし、岩を頑張って退かしたとしてもクラッシュ症候群で死ぬと思われます。

そんな状態の女の子が水を求めるシーンがあるんですが、もう時期死ぬであろう人に対して、自分の命を繋ぐわずかな水を与えますか?

このシーンでは見ている側の人間力が測れるシーンだと思いました。

このシーンでイラっとしたら、あなたは人間性が性根腐ってます。

このシーンで水を与えないと!と思ったあなたは聖人、善人、仏ですよ。

これを見てどっちを思いました?

ちなみに僕は性根腐ってました。笑

本当に自分を見つめ直すきっかけになりました。

犬は出演させるべきではなかった




正直、犬が出てきた瞬間に「あ、これは助かるパターン」だなってオチが読めたのが残念。

なぜなら、主人公の娘は誕生日に犬が欲しいと言っていた。

その伏線の回収として、災害時に共に生き抜いた犬を娘にプレゼントとして渡す構図が見え見えでしたね。

犬はトンネル内で特に何も役に立っていなかったし、むしろケーキを食べられたりして邪魔な存在でしかなかったので、出演させる必要はなかったのでは?と思いますね。

まあ、トンネルでのシーンが一人だとあまりにも味気がなさすぎるので、ちょっとした味付けとして犬を出すのも良いかもしれませんけど、それなら犬を出さずに女の子を終盤くらいまで生かしておいて、二人三脚で生き抜く様を描いたほうがよかったんじゃないかなて思いました。

救急隊がかっこよすぎる

たった一人の命を総動員で助けようとする救助隊にはかっこいいの一言でした。

偵察ドローンの使用に関しては、モダンな救助方法で時代を感じましたね。ドローンが欲しくなりました。笑

飛ばす場所なんてないんですけどね。

ラストにジュンス氏がトンネルから救助されて、第一声を発した時にマスコミがなんて言ったか?という問いに、救援隊長が代わりに「お前ら全員ク○だ!」って言ったシーンは最高に笑えた。

本当に本人が言ったのか、それとも救援隊長の心の底の本音だったのかは視聴者に委ねるという感じも良かったですね。

マスコミは万国共通でク○

マスコミってのは本当に邪魔しかしませんよね。

シンプルにイラっとしてこれがまた良い。風刺が効いているという意味で。

マスコミってのは万国共通で自分の利益しか考えてませんよね。

まとめ

自分の人間性を見つめ直すきっかけになったので見てよかったです。

映画としてみても非常に作りがよかたので

個人的評価では、75点ですね!

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