映画

営業マンは必ず観ろ!映画「ウォール・ストリート」(2010)の感想。



あらすじ

過去の投資家ゴードン・ゲッコーはインサイダー取引により逮捕され、8年の服役を終えて出所した。

ウォール街では、潰れかけの大手証券会社に勤めるジェイコブ・ムーアという若い男がゲッコーの娘と交際していた。

ある日、会社はついに倒産していまい、ジェイコブは行き場を失う。

そんな状況で彼女と結婚が決まる。

そして、ジェイコブは彼女の父親であるゴードンへ歩み寄り、マネーゲームの提案をするのであった。

感想、レビュー(ネタバレあり)

この手のビジネス映画は人を騙してなんぼ!

やはり、のし上がるには人を騙すしかないのだろうか?

綺麗に金持ちになる方法はないのでしょうかね?

この映画では、そんな騙し合いをして大金得ずに、薄給でも真っ当に生きろよっていう意味も込められています。

営業マンは絶対に観るべき作品!

営業の仕事をしているのであれば、この映画は絶対に見ておくべきですね!

ビジネスの観点から見れば、この映画の評価はかなり高いです!

営業マンのノウハウが詰め込まれています!

現在営業マンをしている人にとってもかなり役に立つ映画だと思います。

主人公のジェイコブがプレゼンをするシーンがあるんですが、かなり参考になるのでは?と思うくらいいいプレゼンをします。

営業マンがみたらモチベーション爆上げですよ!

また、証券、金融業界がどのようなかんじなのかがつかめます。

就活生にもってこいかもしれませんね!業界勉強に使えますよ。

登場人物全員強欲

ゲッコーにしかり、ジェイコブ、ジェイコブの母親、登場してくる証券マン全員。

強欲過ぎる!!

強欲すぎて気持ちが悪かったです。ゲッコーは娘を裏切ってまで金を得るし、ジェイコブに関しては社長の復讐のために、他人をどん底に陥れるし。

ひどいもんです。

特にひどいのはジェイコブ母親ですね。

強欲であり、息子に金をせびる。

最低な母親でしたね。

ただ、ラストでは前職であった看護師に戻り、金に振り回されずに誰かの役に立つ仕事をしている点はよかったです。

この映画は金に振り回されてはいけないというメッセージ性が込められていますね。

ラストが微妙

ラストは、盗んだ10億円を娘に返しにいきなり戻ってきて、「親子としてやり直さないか?」と言い放って、娘と仲直りするシーン。

いやいや、裏切られといて何で簡単に仲直りするかね?

お金を返した事で仲直りするってことは、娘も結局金が全ての人間なんだろうなと思いましたね。

唯一、娘だけがこの映画の中で強欲ではない人物だったのに、ラストのあのシーンだけで全てが台無し。

脚本家はどう言った意図でラストをあのようにしたのが聞きたいところ。

ラスト以外はいい映画なんですけどねえ。なんだか締まりが悪いです。

評価

終わり良ければすべて良しって言葉がありますが、この映画は終わりだけが悪いので、すべて悪いです。笑

55/100点!

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