出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/きみがぼくを見つけた日/334775/photo/?page=4
動画配信サービスのHuluにて配信されていたので、観てみました!
こんな旦那とよく結婚したねー。でも真実の愛ってどんな障害にも超えるんだなって思った。
では早速、感想と解説していきます!
目次
作品情報
あらすじ
ヘンリーという少年は母親と車に乗っていた時、トレーラーとの衝突事故にあう。
その瞬間、自分の体がなんとタイムリープしたのである。
その結果、同乗していた母親は死に、自分の命は助かる。
以降、タイムリープができるようになった。しかし、タイムリープする時代も場所も選べない。
そんなある日、タイムリープした先で一人の少女と出会い、意気投合する。
月日がたち、成長した彼女と出会い、愛し合うことになるのである。
監督
ロヴェルト・シュヴェンケという監督がメガホンを握ったようです。
代表作は、ダイバージェントシリーズ、REDなどですね。。
この映画は、恋愛映画独特の柔らかさと空気感があるので、まさかアクション監督が指揮を取っていたなんて驚きました。
キャスト
ヘイリー(エリック・バナ)
クレア(レイチェル・マクアダムス)
なんとクレア演じるレイチェル・マクアダムはこの映画と同等ジャンルの「アバウト・ア・タイム」「ミッドナイト・イン・パリ」にも出演していてびっくりしました。
時間系恋愛モノの女王ですよ。
ざっくり感想(ネタバレなし)
いやーもうね。時の旅人は恋愛なんてしてはいけないんですよ!
時間と恋の映画って意外にもたくさんあるんですが、どの作品を取っても切ない。
やっぱタイムトラベルなんてする奴と付き合っちゃダメですよ。
という印象。
評論の視点で言えば、タイムリープと恋愛って必然的に「切なさ」を生み出すことができるんですよね。非常に良いタッグだなと思いました。
例えば、時を開ける少女、バタフライエフェクト、ミッドナイト・イン・パリ、インターステラーなど、どの作品も切ないですよね。
恋愛とタイムリープ物って映画市場に出尽くされてて、どれもだいたい同じパターンなのになぜかどの作品も新鮮に見れるんですよね。
この作品もどこかで見たことのあるような二番煎じ感がすごいんですが、なぜか見れちゃう。
ちなみに泣けますよ。パパさんが見たらこの映画泣けるんじゃないかな?
パパさんにオススメの作品です。
以下ネタバレを含みます!
「きみがぼくを見つけた日」のここが良い!
ライバルは自分という状況
この作品は恋愛映画にありがちな”浮気”の要素は全くありません。
しかし、ある日に彼女のクレアは過去のヘイリーとやっちゃいます。
作中では「浮気じゃないわ」と言ってましたが、浮気ですよね。
いや、でもやってるのは同一人物だし浮気じゃないのか?と変なかんじになる設定がよかったですね。
「ライバルは自分か」というセリフも作中にありましたし、まさに敵は自分自身にありですね。
子供もタイムリープできる
未来の子供とヘイリーが初めて会うシーンは最高でした。
子供がなかなか産まれて来ず、夫婦共々がっかりムードだった矢先に、未来の子供に会って産まれてくることが確実化されるシーンはタイムリープ物にありがちなパズルのピースを当てはめていくかんじがあってすごい良かったです。
最後は切ない
最後、ヘイリーは奥さんの父親によって射殺されてますよね。(鹿と間違えられて)
このラストは皮肉すぎますよ。
ただ、最後に死んでいない時のヘイリーがクレアと娘の前に現れて再会するシーンはお涙頂戴でしたね。
抱き合う夫婦。そして消えゆく父親の背中を見る娘。消えた後は向き合う娘と母親。
これから二人で頑張って生きていってというようなかんじで切ない。
「きみがぼくを見つけた日」のここがダメ!
タイムパラドックスは無視
この映画の唯一のダメなところは
過去にタイムスリップしたら、未来が変わるというお約束の決まりは完全に無視されている点です。
SF主義の人が見たら「おい、なんでなんも変わってないんだ?」とか矛盾にイライラするかもしれませんね。
この映画はSFの要素をきっちりと描かれていません。
恋愛にポイントを当てるのであれば、SF要素はこのくらい粗い方が良いのかもしれませんね。
さいごに
個人的評価は75点です!(100点満点中)
ちなみに、YAHOO映画の評価は3.6でした。(5点満点中)
恋愛映画としてはかなりポイントが高かったですね。
普通に泣けましたし。観てよかったなと思える作品でした!
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