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映画2000本観た男が「マスカレードホテル」観てきたのでレビューする。

画像出典元:https://www.cinemacafe.net/article/2018/12/26/59618.html


こんにちは、映画を今まで2000本以上観てきたやるのすけです。

今話題の映画。「マスカレードホテル」を観てきましたので、サクッとレビューしたいと思います。

マスカレードホテルについて

元の原作は東野圭吾の長編ミステリー小説「マスカレードホテル」の映像化作品みたいですね。作者が有名作家なので、広告も大々的にされているのも納得というかんじです。

この映画の見所といえば、作者以外にも演者が豪華なんですよね。

特に木村拓哉、松たか子、小日向文世、濱田岳の4人が共演していることで話題になりました。勘のいい人やファンならわかると思いますが。

そうです。ドラマ「HERO」に出演している4人なんです。

HEROのメンツが別の作品で観れるっていうのはファンにとっては最高なんじゃないでしょうか?

さらにこの作品では、HERO関係以外にも前田敦子と勝地涼が夫婦揃って出演していたり、明石家さんまがカメオ出演していたりと芸能好きにはたまらないネタが満載の映画となっております。

マスカレードホテルのあらすじ

現場に不可解な数字の羅列が残される殺人事件が3件発生する。警視庁捜査一課の刑事・新田浩介(木村拓哉)は、数字が次の犯行場所を予告していることを突き止め、ホテル・コルテシア東京で4件目の殺人が起きると断定する。だが、犯人の手掛かりが一向につかめないことから、新田が同ホテルの従業員を装って潜入捜査を行う。優秀なフロントクラークの山岸尚美(長澤まさみ)の指導を受けながら、宿泊客の素性を暴こうとする新田。利用客の安全を第一に考える山岸は、新田に不満を募らせ……。

引用 https://movies.yahoo.co.jp/movie/マスカレード・ホテル/364876/story/

 

マスカレードホテルを観た感想(ネタバレなし)

良かった点

邦画にしてはかなり作り込まれてる作品だと思いました。

まずは映像がとにかく綺麗

ずっと観ていられる綺麗さ。

映像だけではなく、音楽も素晴らしかったですね。

なんだか全体的に高級感のある作品ってかんじでした。

高級ホテルが舞台なので高級なかんじを伝えたかったんでしょうかね。

それはしっかりと映像を通して伝わってきたので、個人的に楽しめました。

なんだか映画を見終えた後、本当に高級ホテルに一泊したかのような気分になりましたからね。

あとは演者の演技が素晴らしかったです。

邦画にありがちな大根役者が1人もいなくてストレスなく観れました。

悪かった点

まずストーリーで言うと、1つの事件にずっとフォーカスして欲しかったですね。

この映画は1つの大きな事件の解決を進める中、数回ミニ事件を挟んできます。

ミニ事件を挟んだせいで主役的事件の存在が少し薄れていく感じがしましたね。

主役的事件のドキドキハラハラさが薄れました。

大きな事件1つに集中して、その事件1つに突っ走ればもっと映画のクオリティが上がったんじゃないかなーと思いました。

ただ、これは仕方がないことなのかもしれません。

原作がミニ事件の短編集的な書かれ方をしているみたいなので、良い意味では原作に忠実に作られたということかもしれません。(僕はまだ原作を読んでいないのであまり強く言えませんが・・)

あとは、内輪ノリ的な要素が気持ち悪かったです。

過去に共演した俳優たち、実際の夫婦、友情出演などのキャスティングは業界の人たちが勝手にテンション上がって「これやったらウケるやろ!」のような目論見が見えて気持ち悪かったですね。もしそうであれば完全に空回りだったんじゃないかなって思います。

芸能ファンだったらテンションが上がるんですかね?

マスカレードホテルを観た感想(ネタバレ有り!)

ここからはネタバレありのレビューになりますので、まだ観ていないよ!って人はブラウザバックしてくださいね。

犯人があまりにも目立ちすぎている

いきなりオチの犯人について語らせてもらいますが、

 

犯人目立ちすぎじゃないですか?笑

 

冒頭で犯人を出して、終盤になって忘れた頃に冒頭に出てきた人が犯人だった!という手法を使っててすごく良い設定だと思ったんですが、犯人があまりにも目立ちすぎてて終盤になっても忘れられませんでした。それに松たか子なので、キムタクを見るたびに思い出しますよ。HEROを観ていたらわかるはずです。

それがちょっと残念でしたねー。せめて松たか子以外の人が演じていれば少しはマシだったかな?と思います。

ホテルの部屋にある文鎮が何を意味するのかわからない

度々、ホテルの部屋のシーンでマスカレードホテルのマークの入った文鎮を触って元の位置に戻したりずらしたりするシーンが毎回あったが、それが最終的に何を意味しているのかわからなかった。

一体なんなんだ?

原作を読んだらわかるのでしょうか?

まとめ

少々辛口レビューになりましたが、全体的には面白い映画でした!!

特に映像、音楽、演出は最高でしたね。

DVDが出たらもう一度観たいと思える作品でした。

是非みなさんも劇場に足を運んで観てはいかがでしょうか?