マーベル最新作の「ヴェノム」観てきました!!
ネタバレありで感想を書きたいと思います。まだ観てない人はそっ閉じしてください。
(出典;映画『ヴェノム』予告)
あらすじ・キャスト
ライフ財団が宇宙から「シンビオート」という物体を地球に持ち帰る。そのシンビオートでライフ財団は人体実験を繰り返す。その実験に気づいたジャーナリストのエディがライフ財団の行なっていることを公にしようとするが、そのエディの行為にライフ財団は怒り、仕打ちとしてエディは職を失うことになる。
途方にくれるエディにライフ財団のある人物から財団の秘密を打ち明けるための手助けを受ける。財団のラボに侵入したエディはそこでシンビオートに寄生されてしまうのである……..
【監督・キャスト】
監督;ルーベン・フライシャー
キャスト;トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムス、リズ・アーメット、スコット・ヘイズ、リード・スコット
ダークヒーローってこういう事か!と思わせる作品
ヴェノムのプロモーションを観た人ならわかると思うけど、観た第一印象は
ひたすら恐い、凶悪
ってイメージが強いと思う。もう誰にも止められないような凶悪キャラで人を無差別に食い散らかすようなキャラをイメージしていたんだけど、実際蓋を開けてみると、あらびっくり。
ヴェノムってかわいいんだ。
ヴェノムってまじでかわいいんだよ。愛くるしい。主人公のエディはヴェノムを身体に飼っているんだけど、本人は出て行ってくれお前!ってかんじのテンションだったけど、実際はヴェノム入ってきてくれ!ってなるくらいかわいい。俺も寄生されてえなーってかんじ。
あくまでもヒーロー
プロモではヴェノムしか出てきてないから、ヴェノムが悪役ってかんじだけど、実際はライオット(悪役)が出てきます。この映画はヴェノムが悪役のライオットを倒す映画です。
ということはヴェノムは良い奴?という構図になるんですよね。
つまり、ヴェノムはヒーローなんですよ。
ヴェノムは人間を食うという設定があるんですが、悪い奴しか食わないし。
とにかく良い奴なんですよ。
なのでヴェノムはヒール役ではなく、ダークヒーローなんです。
ザルすぎるストーリー
ちょっと設定ザルすぎるところが何箇所もあった。
①ライオットが寄生する人に不適合者がいない。
ライフ財団の創始者が必死に何度も何度もシンビオートに適合できる人を探して実験を繰り返していたのに、ライオットが寄生する人物はなぜか適合している。
この時点でおかしい。そして、ライオットに限らずヴェノムもだ。ヒロインのアンに寄生して適応している。万が一適応しなかったら、死ぬのに。。。
いや、てか犬にも寄生できているし。この適合不適合の設定がむちゃくちゃ。
②ヴェノムが人間の世界を気に入った理由が分からない。
ヴェノムがエディのおかげで人間の世界が気に入ったと言っていたが、エディが何をしたおかげでヴェノムの心境の変化が起きたのかがわからない。ヴェノムの心境の変化の描写が一切なく、唐突に「おれはエディのおかげで変わったんだ!」と言われても・・・・ってかんじです。
戦闘シーンは類を見ない面白さ
ラストのライオットとヴェノムの戦闘シーンは正直すごいです。
ビジュアルが似たもの同士がわちゃわちゃしてて、なんかわけわからんけどすごいってかんじでした。
ベトベトした感じがわちゃわちゃ度をかなり増幅させてます。
ザル設定のとこは正直目を瞑れるくらいアクション度がかなり高かったので、この映画は面白かったです。
まだ観てない人はぜひ観てみてくださいね!